人生のほとんどを地元で済ませる攻撃性や違法性が低い「マイルドヤンキー」
絶対に近づけない存在の女性アイドルやモデル、女優さんが結婚に至った相手は、学生時代の同級生が意外に多いです。
いじめられっ子の学校嫌いで卒業式を済ませ、辛い日々から解放されたあと、全てと縁を切った私にとっては、羨ましい話です。
日本国内3大広告代理店のマーケティングアナリストが定義した「マイルドヤンキー」は、進学や就職、結婚、出産など、人生の全てを地元で済ませ、恋愛対象不足になりません。
ワルなイメージが先行してしまいがちなヤンキーは、他人への攻撃性や違法性が低いため、マイルドです。
東京で進学や就職し、立身出世したい志向が薄らいでいる現代の若者は、生涯を地元で完結させ、有名な商業施設より郊外に大型ショッピングモールがあれば十分です。
その影響を受け、ファミリーカーの一般的なボディタイプが、セダンよりミニバンになってしまったほどです。
地元意識が強ければ、売れ筋の移り変わりだけではなく、恋愛にも影響をもたらしてくれます。
同級生の女子と接する機会を避けてしまった私の後悔
私は数人の20歳前後の女性に、初めて「最高で究極の愛情表現」を体験した年齢と、相手の年齢、場所を尋ねたことがありました。
すると、顔を赤らめることもなく一様に、「高校時代に同級生の男子の家で」という回答が得られました。
硬派に徹した10代の私は、同級生の女子に接するのを避けて卒業、進学したため、「かなり惜しいことした」と後悔しています。「同級生の女子を大切に親しく接しましょう」と言いたいくらいです。
同級生との縁をつなぎとめる活動を若いときから始めてみる
将来のため、同級生との縁をつなぎとめておく活動を始めるのは若いに越したことがありません。
ある結婚情報誌のアンケートによる、男性30歳、女性27歳の結婚適齢期を、仕事や趣味に日々過ごしていると、知らず知らずのうちに逃してしまいます。
周囲が既婚者になると、自分だけが取り残された感があります。適齢期を逃してしまったら、地域のために活動しましょう。
学校嫌いだった私が貫き通していた物故者としての隠れた生活
学校嫌いだった私は、当時の縁を断ち切ったままにしたかったため、同窓会は不参加を貫きました。
さらに、さまざまな意味で失敗した人生の醜態をさらしたくない私は、物故者として隠れて生活していました。
そんな私が杖をついて散歩中のある日、数件隣住む同級生のお母様に会い、「大人になっても息子は優秀だけど、随分情けなくなった」と言わんばかりに根掘り葉掘り聞かれました。
私は「これ以上聞かないでほしい。『情けない姿でそれなりに生きている』と伝えてほしい」と伝え、勤め先から支給された名刺を手渡しました。
後日同級生に会い、逃げたくても逃げられない状況になってしまったときの話題は、「両親は健在か?」「家業は営業しているのか?」に加え、「別の同級生は元気か」でした。
また、夜の散歩中、同級生がコンビニで母と会うことがあり、私の健在ぶりや、同級生の誰とも会わないように物故者として身を隠すように生活している理由がバレていました。
さらに、私たちが年齢を重ねるように、自治会の子供会でソフトボールをした後輩や先輩、指導者も共に高齢化し、「地域のために何かできないか」とポツリと漏らしました。
小学生だった私たちは、現在地域の将来を担う存在になってしまいました。
誰とも会いたくない、人前に出られない私ができること
「地域のために」という地元意識が人、物、お金の流れを変えた結果、人間関係が構築、拡大されます。
誰とも会いたくない、人前に出ることすらできない私ができることは、自治会で回覧する印刷物の作成くらいです。自治会よりも範囲を広めるなら、中学時代の先輩が市議会議員選挙に立候補するとき、選挙活動の内勤をするくらいです。
会いたくない奴に会ってしまったとしても、嫌な思い出だけが蘇ってくるわけではありません。
酷くいじめられていたとしても、時間の経過と共に分別がつく大人になった相手にいじめられるより、むしろ都合がよいことに嫌な思い出を忘れ謝罪することもありません。
ボランティア活動など、地域に貢献すると高まる大切な物を手に入れる期待度
電車や地下鉄などによって、多くの人たちが流入する東京のような大都市が、彼氏や彼女を作る最適な場所とは限りません。
どこから、何のために来たのか属性がわからず、運よくナンパに成功しても、今後関係を継続させ深めることは不可能に近いです。
既にある関係を深めるには、生まれ育った地域を見直すことをお勧めします。
比較的学区が狭い、小中学校時代の同級生との縁を掘り起こしてみましょう。
夏祭りの運営など、ボランティア活動で地域に貢献すると、自分が求めている大切な物を手に入れる期待度が高まります。
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